H2Oやひぐらしから見る責任


今ちょうどH2o第06話目まで見たのですが、小日向はやみの境遇を見て凄く悲しくなったなぁ。




小日向はやみが学校でいじめられたり神楽家の爺さんに疎まれるって、本当に理不尽なんですよね。


大体お話はこんな流れです。

・小日向一家が権力を振りかざして村から金をむしり取っていた

・家燃やして追い立てろ!

・子もその家族なんだから同罪じゃ!





いやね、その心理は分かるんですよ。その家族である故にそのものを疎んじようとする心は。


しかしちょいと考えれば分かるのですが、その子どもは何も知らないし何もしていないんだから責任を追及したり嫌ったりするのは理不尽です。


ちょうどひぐらしく頃ににおける沙都子のお話で言われている事と同じですね。




もっと一般化すれば、
「とある属性をもった個人または集団が何かしらの行動をとったところで、その属性を持つ他の個人または集団に『その行動』の責任を追及するのは理不尽である。」
ってところでしょうか。




もっとも、H2oの主人公たちは小学生なのでその感情のみで行動するのは仕方がないと思います。

しかし、神楽の爺さんしかりひぐらしの大人達がそういうことをするのは、ちょっと考えが浅いなあと思いますね。







ちとオタクネタからは外れますが、以前修学旅行に行った高校生達が韓国だかにおける戦争の話を聞かされ、
「過去に日本人はこれだけ悪いことをした。だからあなた達はここで謝罪しろ」
といわれ、土下座をさせられたそうです。


反戦教育自体には反対しませんが、しかし土下座という屈辱的行為をこのような理由でさせるのはおかしいです。




個人の尊重って難しいですね。