エロとグロ?
エロとグロ
たまごまごごはんさんより
猟奇・陰惨物はなくならない。〜嫌悪感生成機械としての表現〜
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20080501/1209571265
短く。
自分も死んだり苦しんだり・・・。それを遠くからそっと見ることで「ああ、生きているんだなあ」という不思議な感覚になります。怖いけれども、いやな気分になるけれども、架空の世界で自分を殺して現実の世界でほっとします。ああ、無残無残と言いながら。
おそらくこの感覚は、バタイユが言っている事と通じていると思う。
ただ生きているだけでは分からないけれども、激しいグロを見ることでより強烈な生を感じることが出来る、みたいな。
それで、そういったグロそれ自体を素晴らしい、むしろハァハァしちゃうと考えたのがサドなんだと思います。
サドは作品「悪徳の栄え」のなかで、
「人を殺したりする罪を犯すということに喜びを得るんじゃない!その行為自体に喜びを得るんだ!」
みたいなことを主張するのですが(これはほぼ間違いなく本人の主張)・・・・。
おそらくこの感覚は、それをはっきりと認識できる人(つまりサディスト)にしか分からないものなんでしょうね。